かおり野の特徴 2010年に品種登録されました。果実は大きい円錐形で、果皮は橙色に近い赤色。果肉は中心部まで真っ白で、カットするとフチの赤と果肉の白のコントラストがきれいな品種。果肉はかためで、甘味が強く酸味はおだやか。そして、かおり野の大きな特徴は、優れた香りを有していること。「リナロール」というフレッシュな甘い香気成分を多く含んでいて、いちごの甘味との相乗効果でより風味豊かに感じられます。
 
選び方(見分け方) へたのほうまで赤く染まっていて、果皮に張りがあり、へたがしおれていないものを選びましょう。かおり野は名前の通り、香りがとてもよい品種なので、甘い香りがするかどうかもチェック。また果皮が橙赤色なので、明るい赤色をしたものがおすすめです。
 
保存方法 他品種のいちごと同様に、パックのままポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。かおり野は果肉がしっかりした品種ですが、鮮度のよいうちになるべく早く食べるようにしましょう。
 
保存方法 香りがよくて甘い品種なので、そのまま生食するのが一番GOOD。パフェやデザートに使う場合は、まるごとトッピングするほか、カットして白い果肉と赤い果皮を交互に見せるように飾ると紅白に見えて華やぎます。やわらかくなってしまったものはジャムに使ってもよいでしょう。ただ、かおり野は酸味が弱いので、レモン汁を多めに加えたほうがよりおいしく仕上がるかもしれません。
 

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